解析パイプラインの構築
マイクロバイオーム指標の計算・評価のためのツール構築
近年、メタゲノム解析による、環境・サンプル中の細菌の集合体 (細菌叢) の研究が広く行われています。我々は、16S ribosomal RNA遺伝子から予測される遺伝子機能 (e.g. オルソログ、パスウェイ)、細菌学的特徴 (e.g. グラム染色性、形態)、多様性 (e.g. Shannon) などの様々な特徴を評価するためのWebアプリケーションQINDAOを構築しました。こちらから
がんとマイクロバイオームの研究

ストマの細菌叢解析への影響の解析
大腸がん患者のおよそ35%が人工肛門 (ストマ) を造設します。本研究では、ストマを持つ患者の糞便ではAkkermansiaやAlistipesなどが減少することが示されました。これらの結果から、ストマ便のメタゲノム解析の解釈には注意が必要であることが結論づけられました。
がん種横断的患者集団における腸内細菌叢のランドスケープ
現在論文作成中