SVの検出

生成した bam ファイルをもとにSV( 構造変異 )を検出します。
SVにはinversion, tandem duplication, translocation, deletion, insertionなどが
あります。

GenomonSV

GenomonPipelineからGenomonSVを呼び出してSVを検出します。
染色体番号は自然順でなく辞書順でソートされていますので注意してください。
下のコマンドはheaderを除いて自然順にソートしたものを表示します。
[username@gc016 ~]$cat genomonSV.result.txt | grep -v ^Chr_1 | grep -v ^# | sort -V  | less

Note

fastaファイルのprefix

Genomonはfastaファイルのprefixからchrを取り除いていますが、
このパイプラインではchrをつけていても動くように
GenomonSV-0.6.1b1とsv_utils-0.5.1を改変しています。

Note

高速化

GenomonSV-0.6.1b1を改変してGenomonSV parseが2倍速くなりました。
(全体としては20時間かかったサンプルが15時間になりました。)

Note

高速化2

GenomonSV-0.6.1b1をさらに改変してGenomonSV parseが速くなりました。
(全体としては1日かかったサンプルが14時間になりました。)

Manta

SV検出結果を複数のvcfファイルとして出力します。
出力されるvcfファイル

ファイル名

説明

diploidSV.vcf.gz

diploid modelでスコアを得たSVやindel

somaticSV.vcf.gz

somatic variant modelでスコアを得たSVやindel

candidateSV.vcf.gz

スコアを得ることができなかったSVやindel


Mantaについては https://github.com/Illumina/manta/blob/master/docs/userGuide/README.md を参考にしてください。

vcfファイルのフォーマットなどは https://samtools.github.io/hts-specs/VCFv4.1.pdf を見てください。

GRIDSS

SV検出結果を{サンプル名}.gridss.vcfとして出力します。
(サンプル設定ファイルでtumorとnormalを設定した場合はさらにgridss_somatic_filterを実行します。)
simpleSV-annotated.Rでannotated.vcfとsimple.bedを出力します。

annotated.vcfでは以下がanotateされています
CTX(Inter-chromosomal translocation)
INV(Inversion)
INS(Insert)
DEL(Delete)
DUP(Tandem Duplicate)

simple.bedはCTXを含みません。FILTERカラムがPASSのものだけ抽出しています。

GRIDSSについては https://github.com/PapenfussLab/gridss を参考にしてください。

Note

ローカル領域をworkingdirとして設定する

Lustreではなく計算ノードのローカル領域(/workなど)をworkingdirとして設定できるようになっています。
設定した場合、ジョブ完了後にworkingdirを削除します。
DNAパイプライン設定ファイルのgridss_assembly_nodeを1に設定してください。

Note

simple.bed

simpleSV-annotated.RのsimpleEventTypeでCTXしか検出されない場合はsimple.bedは作成されません。

Note

OS8検証用ノード(os8.q)

os8.qで動作するように改変されています。

ITD Assembler

ITD(internal tandem duplication)を検出します。
結果はresults_final.txtに出力されます。
メモリの使用量を減らすため以下のスクリプトを書き直して使っています。
cluster_bins.hs -> ITD_cluster_bins.sh
iterate_on_bins.hs -> ITD_iterate_on_bins.sh
post_processing.hs -> ITD_post_processing.sh
find_kmers_2_latest.hs -> find_kmers_2_latest.py

また、パイプライン設定ファイルでexon_only = trueにすると
exon_bed_fileで設定した領域をbamファイルから抽出することで
メモリの使用量を減らすことができます。

Note

blast用データベース

以下のコマンドで作成しました。
[username@gc016 ~]$/usr/local/package/blast+/2.9.0/bin/makeblastdb \
         -in /home/kks_th/CaGMeJ_git/SRC/v8/database/GRCh38/Homo_sapiens_assembly38.fasta \
         -dbtype nucl \
         -out mydb_GRCh38
ITD Assemblerで使われているソフトウェア

ソフトウェア名

バージョン

使い方

phrap

1.090518

パス指定

Note

phrapのライセンス

ITD Assemblerではphrapを使います。
このパイプラインではアカデミックライセンスで利用しています。( http://www.phrap.org/consed/academic_agreement.txt )
同じグループ内で利用できます。
営利目的では利用できません。