SNVの検出

生成した bam ファイルをもとに SNP ( 一塩基多型 ) や indel ( insertion / deletion ) を検出します。

出力結果はvcfファイルとして生成します。
vcfファイルはテキストファイルのため そのままで見ることができます。
vcfファイルをlessコマンドで見るとSNVが検出されていることがわかります。( テキストファイルを見る方法 )
vcfファイルのフォーマットなどは https://samtools.github.io/hts-specs/VCFv4.1.pdf を見てください。

PARABRICKS MUTECT CALLER

ハプロタイプを局所的にアセンブリして、小さな体細胞変異を検出します。
ジョブスクリプト内で使われているソフトウェア

ソフトウェア名

バージョン

使い方

samtools

docker://biocontainers/tabix:v1.9-11-deb_cv1

Singularity

tabix

docker://biocontainers/samtools:v1.9-4-deb_cv1

Singularity

Note

FilterMutectCalls

PARABRICKS MUTECT CALLERが出力した体細胞変異を
FilterMutectCallsでフィルタリングします。
{サンプル名}.mutect.filtered.vcf.gzが出力結果です。

PARABRICKS DEEPVARIANT

Deep learningをベースにしたツールです。
bamファイルからpileup画像を作成し、convolutional neural networkを使って
画像を分類することで変異を検出します。

GenomonFisher

GenomonPipelineからGenomonFisherを呼び出します。
TumorサンプルとNormalサンプルで
ref(リファレンスデータと同じ塩基)の割合とalt(変異を示す塩基)の割合を
Fisher検定してp値をもとにフィルタリングして変異を検出します。

Note

fastaファイルのprefix

Genomonはfastaファイルのprefixからchrを取り除いていますが、
このパイプラインではchrをつけていても動くように
GenomonMutationFilter-0.2.1を改変しています。

Note

mutfilter realignment

GenomonMutationFilter(Version 0.3.1)をもとに
作成したmutfilter_realignment.pyを
このパイプラインでは使ってます。
従来で1時間かかった処理が30分になりました。

PARABRICKS HAPLOTYPECALLER

ハプロタイプを局所的にアセンブリして、生殖細胞系列のSNPやindelを検出します。

cgpPindel

Cancer Genome Project 用に改変したpindel v2.0です。
体細胞変異(insertionとdeletion)を検出します。

https://github.com/cancerit/cgpPindel を参考にしてください。

PARABRICKS STRELKA

生殖細胞系列変異や体細胞変異を検出します。

Note

FORMATのGT

annovarはvcfを処理するときにGTの情報が必要ですが
strelkaが出力するvcfにはGTが含まれていません。
annovarで処理するためにNORMALのGTを0/0, TUMORのGTを0/1として追加しています。
(NT=refのrecordだけ抽出するなどの処理はせずに単純に全部のrecordにGTを追加しています。)

Strelka2

生殖細胞系列変異や体細胞変異の解析に最適化されていて、速く正確に実行されます。

Strelka2については
を参考にしてください。

Note

indelCandidates

このパイプラインではStrelka2のindelCandidatesオプションに
MantaのcandidateSmallIndels.vcf.gzを設定します。
そのためMantaの実行終了を待ってからStrelka2が実行されます。