発現解析

リードのカウント

生成したbamファイルとアノテーションファイル ( gtfファイル ) をもとに、ある遺伝子領域にマッピングされたリード数を数えます。
このパイプラインではhtseq-countがリード数をカウントするためのツールになります。

出力結果はtxtファイルとして生成します。txtファイルはテキストファイルのため そのままで見ることができます。
txtファイルをlessコマンドで見るとリードがカウントされていることがわかります。 ( テキストファイルを見る方法 )

出力ファイルのフォーマットなどは https://htseq.readthedocs.io/en/master/count.html を見てください。

2群間比較

カウントしたデータをもとに発現量について2群間比較を行います。
2群間比較をすることで発現変動遺伝子を検出します。
このパイプラインではDeseq2を使ったプログラムを実行します。

Deseq2については
を参考にしてください。
出力ファイル一覧

ファイル名

説明

maplot1.png

MA-plot ( pvalue < 0.05 の遺伝子を取り出し、plotMA関数を用いた場合 )

maplot2.png

MA-plot ( baseMeanが0の遺伝子を除き、plotMA関数のalphaを0.05とした場合 )

DispEsts.png

Dispersion plot ( plotDispEsts関数による出力 )

barplot.png

p値が小さい遺伝子の割合

hist.png

p値のヒストグラム

sample_dist.png

主成分分析の寄与率 ( prcomp関数を用いた場合 )

heatmap1.png

サンプル間の距離のヒートマップ

pca1.png

PCA plot ( varianceStabilizingTransformation関数で処理した後にplotPCA関数で出力したもの )

pca2.png

PCA plot ( rlog変換後にprcomp関数を用いた場合 )

scatter1.png

Scatter plot ( log変換した場合 )

scatter2.png

Scatter plot ( rlog変換した場合 )

gene_clustering.png

サンプル間の分散の大きい35の遺伝子のサンプルごとのヒートマップ

all_rld.csv

カウントデータをrlog関数で処理したもの

all_ntd.csv

カウントデータをnormTransform関数で処理したもの

all_results.csv

results関数の出力 ( baseMeanが0の遺伝子を除いた場合 )

geneset/*.png

genesetであらかじめ準備した遺伝子のサンプルごとのヒートマップ

Genomon Expression

カウントしたリード数を
特定のエクソンにマッピングされた全てのリードのオーバーラップしている部分の塩基数の総和と
そのエクソンの長さと
エクソンにマッピングされた全てのリードの塩基数の総和を
用いて補正したものを算出します。

を参考にしてください。

Note

fastaファイルのprefix

Genomonはfastaファイルのprefixからchrを取り除いていますが、
このパイプラインではchrをつけていても動くように
GenomonExpression-0.4.0を改変しています。